展覧会２０１８ Copy Copy of 国際水墨芸術大展

日中平和友好条约缔结40周年の記念すべき年に開催される「国際水墨芸術大展2018」は、15回目の全国からの水墨画公募展となりました。日本各地から応募された多彩多様なたくさんの作品を展示すると共に、中国北京清雅竹書画院、中国国際書画名家研究院のご協力をいただき、中国の各方面で活躍する書画家たちの水墨画新作45点を一堂に展示できますことは、誠に喜ばしいことです。
水墨画は東洋の優れた絵画芸術であり、世界にも類がない独特な魅力を持つ芸術表現であります。日本は中国から伝来した水墨画法を吸収し、独自の感性でその特性を生かすことによって、今日のような独特の水墨画表現を形成してきました。一方中国は伝統的な画法を受け継ぎながら日本画、洋画などの長所・特色を吸収し、水墨画表現の更なる可能性を探ってきました。
現代の多彩多様な水墨画作品を一堂に展示することを通して、
出品者だけではなく水墨画文化に興味を持つ大勢の方々との楽しい交流を行うことも本展の主旨です。このような交流を広げることは水墨画の更なる発展と東洋文化精神の高揚につながり、日中友好・文化交流にも大きな寄与ができるものと確信しております。
　最後に、本展の開催にあたり、多大なご支援、ご協力をいただいた方々、そして今回の訪日団団長である王文重先生を始め、力作を寄せていただいた皆様方に、重ねて心から厚く御礼を申し上げます。